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放射能汚染土の新宿御苑への運び込みに反対する署名 [ニュース]

 放射能汚染度の新宿御苑運び込みに反対するネット署名の呼びかけを
アップします。

 以下、呼びかけ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 福島県の「中間貯蔵施設」に保管されている放射能汚染土を、新宿御苑に
 運び込み、花壇を作って、その「安全性の実証事業」を行うと発表しました。
 この他にも所沢やつくばでの計画もあります。
 私たちはこの実証事業に反対しております。
 なぜなら、汚染土に限らず、放射性廃棄物は一括管理が原則であり、
そうしなければ、いたずらに放射性物質が拡散し、無用な被ばくを
招くと考えるからです。
 新宿区民を中心とした私たち市民は新宿区、東京都、環境省に
申し入れを行ってまいりました。

 環境省は昨年度内の実施は見送りましたが、これを行うにあたり住民の
合意は必要ないと発言していますので、私たちは様々な手を打ってこの事業を中止
させたいと考えております。
 新宿を許せば全国へとすすむことは間違いありません。

 そこで先日「インターネット署名(change.org)」を立ち上げました。
https://t.co/0rtRguNtRJ   〔新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会〕  世話人 伏屋 弓子(新宿代々木市民測定所)
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4/30(日)つながろうフクシマつながろう避難者の会 お話し会at高槻 [イベント紹介]

守田敏也さんお話し会チラシ (2).jpg

地元高槻で企画されているイベントの紹介です。

守田敏也さんに聞いてみよう 原発賠償関西訴訟本人尋問に向けて

 つながろうフクシマつながろう避難者の会では、これまで福島原発事故避難者
のお話し会を続けてきました。今回は守田敏也さんを講師にお招きして、原告が
自信をもって本人尋問に臨むために、放射能について学び、避難の権利とは何か
を避難者と市民の皆さんで共に考えたいと思います。

*守田敏也(もりた としや)さんプロフィール
フリーライター 丹波篠山市原子力災害対策検討委員会委員
京都「被曝二世・三世の会」世話人
著書「内部被曝」(岩波ブックレット)「原発からの命の守り方」(海象社)

*今回のテーマ
第1部 守田さんへ原告Tさんからの質問
・黒い雨訴訟で認められた内容と私たちの被害
・年間1mSv、20mSvとは、そもそも何なのか。
・避難の権利とは?国際的な視点は?

第2部 参加者の皆さんからの質問、意見
・どんどんご意見出してください


*日時:4月30日(日) 14:00~ ZOOM配信あり

*会場:高槻市民交流センター クロスパル201号室 (定員50名)
 JR高槻駅南口すぐ

*その他:会場カンパをお願いします。
会場内ではマスクの着用をお願いします。

ZOOM申し込み お問い合わせ
つながろうフクシマつながろう避難者の会
山下・山本 090-4300-2958
tenka1600wakeme@gmail.com

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3.11を改めて考える 〜原発問題を中心に〜 [イベント紹介]

 会員さんより次のような映画上映と避難者トーク企画を
教えて頂いたので、紹介します。
以下、紹介
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第7回 3.11チラシ(WEB告知用).jpg

特集上映&避難者トーク企画
3.11を改めて考える 〜原発問題を中心に〜
第7回:核被害に向きあい,多角的な視点で考え,広くつながる

3月4日(土)10:30
「核分裂過程」(1987/ドイツ/95分)

3月4日(土)14:00
「あしたが消える」(1989/日本/55分)

3月18日(土)14:00
「発酵する民」(2020/日本/92分)

3月18日(土)17:30
「スノーデン」(2016/アメリカ・ドイツ・フランス/135分)

トークの出演者や詳細は添付のチラシをごらんください。
会場はすべてシアターセブンです。
大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
阪急十三駅西口から徒歩5分ほど。
アクセスと予約は以下から
https://www.theater-seven.com/

 以上紹介

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2/23(木/祝)放射能から豊中の市民・子どもを守る会 緊急学習会 [イベント紹介]

「放射能から豊中の市民・子どもを守る会」の取り組みを紹介します。


標記の緊急学習会を開催します。

●テーマ: 「脱原発どうしたの?! 原発回帰 閣議決定」(仮題)
●講師: 『はんげんぱつ新聞』編集長 末田 一秀さん
●報告とアピール: 関西原発賠償関西訴訟団原告・武石和美さん
●日時: 2月23日(木/祝) 14:00(開場13:30)~16:30(予定)
●会場: とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ・セミナー室1ABC
●アクセス: 阪急豊中駅南隣り、エトレとよなかビル・5階
●参加費: 500円(避難者・高校生以下半額)

 添付の新聞記事にありますように、岸田政権は2月10日、原発の新規建設や
60年を超える運転を認めることを折り込んだ基本方針を閣議決定しました。福
島原発事故以降の原発政策の大転換が正式な政府方針となり、通常国会に関連
法案が提出される運びになります。許すことはできません。
 これらの経緯、詳しい内容や今後の運動の展望などを、原発問題に詳しい末田
さんにお話いただき、一緒に学びあいたいと思います。
 また、原発賠償関西訴訟団原告・武石和美さんから、訴訟の現状報告とアピー
ルもあります。
 ご参加ください。


※【参考】「反原発運動全国連絡会と『はんげんぱつ新聞』」HPより
 反原発運動全国連絡会は、全国各地の反原発・脱原発のネットワークとして
1978年3月に結成されました。5月から毎月1回、各運動をつなぐ交流紙『はんげ
んぱつ新聞』を、すでに40年余りにわたって発行してきています。 『はんげん
ぱつ新聞』はB4判、4ページ。全国各地・世界各国からのホッ トな運動の報
告のほか、1カ月間の主な動きをまとめた「月間情報」、わかりやすくタイムリー
な「反原発講座」、「DATA BOX」などを毎号掲載しています。               

問合せは、 ケータイ 090-8980‐2436 toshi-y@kids.zaq.jp 山田 まで。
申し込みなしでも当日参加できます。
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一時閉所のお知らせ [日頃の活動]

 2月10日(金)より、機器のメインテナンスのために
閉所いたします。ご迷惑おかけしますが、ご了承下さい。
 開所できるようになりましたら、このブログでお知らせします。

 2023年2月10日 

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2023年1月の測定結果 [測定結果]

 新年1月の測定結果をお知らせします。

page001.jpg

<1/21茨城のサツマイモ>
20230121茨城サツマイモ.jpg
 Cs137のピーク(331ch)が明確です。K40のコンプトン散乱を
補正して2.4Bq/kgとなりました。

 他は、「存在を確認」(検出限界未満)です。

 <測定一覧表を見る上での留意点>
※註1 いつも申しておりますが、測定値は絶対的なものでは
ありません。放射線の出具合も同じではないし、測定環境
にも左右されるからです。出ている数値はセシウムの質量では
なく濃度です。(よく勘違いされる方がおられるので念のため)

※註2使用している測定器の6面(4㎝鉛)には別に底辺に厚さ5㎝、他の5面に厚さ2㎝の鉛版で被覆し、
更に、ワインセラーに収納して長時間測定で起きる温度ドリフトを
低減させています。その結果、320g定格ならば、20時間測定で
下限値0.6Bq/kgまで測定できるようになりました。

※註3 本測定所では、「測定値のみを公表」するのではなく、
その根拠となる「スペクトル表」を示すことが責任ある立場と
考えています。もちろん、依頼者にはスペクトル表を
つけて結果をお知らせしています。

※註4 この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。


 
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2022年12月の測定結果一覧 [測定結果]

 遅くなりましたが、2022年12月の測定結果をお知らせします。

 202212.jpg

 宮城の異形(奇形)柿と、福島のあんぽ柿の測定結果は
既に報告していますので、今回は、
<12/25、26,28栃木の大豆>について説明。
20221225栃木大豆(粒).jpg

20221228栃木大豆(粉砕).jpg

 12/25は「2021年産栃木の大豆」をそのまま測定
12/28はこの「2021年産栃木の大豆」をミキサーで粉砕して
測定しました。
 共にK40のコンプトン散乱を補正して、
5.2Bq/kgと5.4Bq/kgのセシウムを検出しました。

<12/26の大豆残渣>
20221224栃木大豆を京都で栽培したざんさ.jpg

 この栃木産の大豆を22年に京都府で栽培してできた
大豆の残渣(枝、葉、茎)を測定しましたもの。
 Cs137(331ch)にピークはわずかにあるものの、
検出限界未満(下限値1.4Bq/kg)となりました。
 21年産の大豆のスペクトルとは全く異なっているのは
一目瞭然です。土などの栽培環境の影響の大きさを
改めて感じました。

 測定所は1/6(金)から再開しています。
 また、1月の無料測定会は1/17(火)10時からです。

 <測定一覧表を見る上での留意点>
※註1 いつも申しておりますが、測定値は絶対的なものでは
ありません。放射線の出具合も同じではないし、測定環境
にも左右されるからです。出ている数値はセシウムの質量では
なく濃度です。(よく勘違いされる方がおられるので念のため)

※註2使用している測定器の6面(4㎝鉛)には別に底辺に厚さ5㎝、他の5面に厚さ2㎝の鉛版で被覆し、
更に、ワインセラーに収納して長時間測定で起きる温度ドリフトを
低減させています。その結果、320g定格ならば、20時間測定で
下限値0.6Bq/kgまで測定できるようになりました。

※註3 本測定所では、「測定値のみを公表」するのではなく、
その根拠となる「スペクトル表」を示すことが責任ある立場と
考えています。もちろん、依頼者にはスペクトル表を
つけて結果をお知らせしています。

※註4 この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。
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福島のあんぽ柿測定 [測定結果]

 福島のあんぽ柿の測定依頼がありました。
スペクトルをご覧下さい。

20221217福島あんぽ柿.jpg

 毎年、何回かあんぽ柿を測定していますが、これまでで
一番大きな値が出ました。K40のコンプトン散乱の補正して
5.1Bq/kg(下限値0.6Bq/kg)です。
 本来は少しずつ減少していくはずですが、増えた理由は
わかりません。地元の方の話によると、セシウムを吸着する
カリ肥料の「県からの無料配布」を令和4年度から中止したことが
もしかして、関係しているかも知れないとのこと。

 福島市の「農政だより」(令和4年1月号)によると、
「震災後新たに水稲・大豆を作付するほ場がある方は、次のと
おり手続きをお願いします。なお、市内全域へのカリ質肥料の配布は 終了しています。今後も稲わらのすき込みなど栽培基準等に沿った適切な施肥管理
をお願いします。」とあります。

 
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宮城の異形(奇形)柿の検査結果 [測定結果]

1.11月上旬の東北放送の記事紹介
 「変形した柿が大量発生 農家困惑」との内容の放送があった。
柿は干し柿用の「ころ柿」という品種。
取材によると「樹齢40年の木から130個の実がなったが、
そのうち30個に変わった柿があった」しかも、「他の場所
でも変わった柿が大量に見つかっている」ことも判明。そこでは、
収穫した柿の8割に変形が見られる」との情報も。

 その原因は地元宮城県の自治体の技術さんの話しでは「気温(高温)や
日較差で柿の異常果が発生したという論文が発表されたことが
あるが、まだ原因は解明されていない」とのこと。

2.そこで、「記事にある当該地域(宮城県)の異形柿」(Aとします)を
取り寄せることができたので、早速検査を試みました。

 次に、宮城県の別の地域の方から依頼を受けて、同じような「異形柿」(Bとします)と
対照評価できるように別品種の「正常形の柿」(Cとします)も併せて測定。

(A)こんな「異形柿」です。
B.jpg

 スライスして3日間乾燥させ、更にミキサーで小さくして
定格量320gで測定しました。
20221214宮城異形柿(乾燥・刻み).jpg

 K40のコンプトン散乱の補正してallセシウムで2.9Bq/kg。下限値は
0.6Bq/kg。予想以上のセシウム含有が明らかになりました。

(B)は、こんな異形柿です。
A宮城異形柿.jpg

 完全に熟し柿となっていたので、そのまま測定しました。
 Cs137(331ch)のピークが明確。コンプトン散乱と重量補正して
allセシウム平均2.6Bq/kg。。これは、3回測定(20時間測定)しての平均値。
下限値は1.5Bq/kg 重量が不足しているので参考値ではありますが、
乾燥させることができたら、もっと数値は上昇したと思われます。

(C)品種はことなる正常形の甘柿(検体Bの近くの採取)
宮城正城柿.jpg

測定スペクトル表です。
20221208宮城の正常柿.jpg

 スライスして、3日間乾燥させて測定。数値は出ていますが、
Cs[137(331ch)にピークがありません。よって、誤検出のため不検出となります。
但し重量不足してるので参考値です。

3.考察
 異形(奇形)柿には、地域は違っていてもそれなりのセシウムが
存在するが、一方、正常形の柿にはセシウムは不検出というのが
検査結果の事実。個体の検査数が少ないので、セシウムと異形の因果関係は
不明確ではあるが、セシウムの存在が異形を引き起こした可能性は
あるかもしれないとも思われる。
 このあたりは、当該自治体や地域の放射能測定所の検査を強く
お願いしたいと思います。

 <予告>市場に出回り始めた「あんぽ柿」の測定依頼が
来ていますので、次回の報告したいと思います。



 
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2022年11月測定結果一覧 [測定結果]

 2022年11月の測定結果です。

202211.jpg

 11月も検体を可能な限り、乾燥・粉末にして測定を行いました。
殆どが、「検出限界未満(存在を確認)」か「不検出(存在は未確認)
でした。

<11/12、11/13青森リンゴ>
 両方とも、同じ産地と思われる青森リンゴです。
 前者は、リンゴを生のまま小さく刻んで測定しました。
後者は、別のリンゴを小さく刻んで、乾燥させ、更に
ミキサーで粉末状にして測定。
 後者は水分が飛んだだけにより正確に測れたのではないか?
と思います。

<11/15徳島サツマイモ>
20221115徳島さつまいも.jpg

 これも半乾燥・粉末にして測定。
数値としては、0.2Bq/kgとなっていますが、Cs137(331ch)には
全くピークがありませんので、この数値は誤検出となります。
なので、結果は「存在は未確認(不検出)」と判断。
この測定結果は各地域のサツマイモの測定をする上で、
基準となるバックグラウンド(BG)としたいと思います。

<お知らせ1>
 12月の無料測定会は12/23(金)10時からです

<お知らせ2>
 年末年始閉所期間は、12/29(木)~1/5(木)です。
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