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オンライン講演会 チェルノブイリ並み初期被ばくにより多発した福島甲状腺がん [イベント紹介]

オンライン講演会のご案内です。福島原発事故の被ばく影響を意図的に
過小評価しているUNSCEAR2020/2021報告を科学的データに基づいて批判す
るオンライン講演会です。定員は300名です。事前申し込みが必要です。
大変重要な内容の講演会なので、ぜひご参加ください。

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<拡散希望・重複ご容赦>
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オンライン講演会
チェルノブイリ並み初期被ばくにより多発した福島甲状腺がん
―被ばく由来のがん発生を否定するUNSCEAR報告は崩れた 

*PDFはhttp://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/pdf/20221203kensyoukato.pdf
・日  時  2022年12月3日(土) 午後2時~4時 Zoomによるオンライン講演会
・申し込み こちら https://forms.gle/f1Bjqv2jaVdThAUd6
・参加費  無料
・主催 原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする会  
・共催 富山大学科学コミュニケーション研究室・ 低線量被ばく問題研究会
・司会 山田耕作(京大名誉教授、明らかにする会代表)
・オンラインホスト 林 衛さん(富山大准教授)
・講演 加藤 聡子さん(短大元教授、明らかにする会)   60分
・コメント 本行 忠志さん(阪大名誉教授、明らかにする会) 15分
・質疑・討論 45分

● 加藤聡子さんの講演資料は http://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/pdf/20221203kato.pdf
 2011年の福島原発事故による被ばくは本当にチェルノブイリに較べ
無視できるくらい小さかったのか。この「言説」の真相を追究してきた
加藤聡子さんによる決定的な報告です。加藤・山田は今年2編の論文を発表*す
ると共に「原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)」との
論争**を通じて、福島の甲状腺がんの多発がチェルノブイリ並みの
初期甲状腺被ばくによることを明らかにしました。
 意図的な隠蔽もあり、信頼すべき被曝データがほとんど存在
しない福島において、被ばくの真実の追究は極めて困難です。
不確実で曖昧な暴露量と現実に発生した病気があるとき、現実に
発生した小児甲状腺がんから被ばく量を推定するという方法をとり、
甲状腺がん発生率をチェルノブイリと比較することによって、UNSCEAR2020/
2021推定の福島の甲状腺被ばく線量が約70分の1に過小評価されて
いることを明らかにしました。

 これにより、“UNSCEARで推定された甲状腺吸収線量において、
甲状腺がんの大幅な増加は予測されない、従って放射線被ばくとは
無関係”というUNSCEAR2020/2021の主張のすべてが崩れます。
 この結果は甲状腺がんに留まらず、従来報告されている、周産期
死亡率・低体重児の増加、心筋梗塞の増加などの健康被害の究明に
資するものです。福島原発事故による健康被害の実態を明らかにし、
予防・治療を支援することは、日本のみならず世界の未来の子どもたちへの
責務であると考えます。

 UNSCEARを中心とする内外の諸組織の被ばくの過小評価の実態に
ついて、本行忠志名誉教授よりコメントを戴きます。

 ぜひ、講演を視聴し、議論に参加ください。

・申し込み先 https://forms.gle/f1Bjqv2jaVdThAUd6
 締め切りは一応12月1日ですが、資料送付の関係で早い目にお申し込み下さい。
300人まで可能ですので、直前
の申し込みでも参加出来ます。
・連絡先 山田耕作 kosakuyamada@yahoo.co.jp

・参考論文・リンク 明らかにする会 データベース http://natureflow.web.fc2.com/HP/index.html

 * 加藤・山田論文 2022個人線量I II
 **UNSCEAR2020/2021検証 にあります。 

・当会出版物第2号 「甲状腺がん多発 被ばく原因はもはや隠せないーUNSCEAR2020レポート批判」
(20222年4月29日発行)の申し込みは https://form1ssl.fc2.com/form/?id=319e3829210a732f
 *定価は本体1,000円+税となっています。
 *著者割引で購入することができます。


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2022年10月の測定結果 [測定結果]

 10月の測定結果です。一覧をご覧下さい。
2022.10.jpg

 最近、検体を乾燥・粉末に処理することで、これまで、
同じような検体でも「存在を確認」(検出限界未満)レベルでしか
判断できなかったものが、数値も出てくるようになってきました。
10/8の千葉里芋、10/24の茨城キャベツが代表例。

 そんな中で、これまで数ベクレル検出することもあった茨城の
サツマイモは、乾燥粉末にすることで、より正確に測ることが
できました。スペクトルをご覧下さい。
20221018茨城さつまいも.jpg

 Cs137(331ch)のピーク(赤い縦棒)が明瞭に出ています。
K40のコンプトン散乱の補正して5.2Bq/kgとなりました。

11月の無料測定会は11/25(金)10時からです。

 <測定一覧表を見る上での留意点>
※註1 いつも申しておりますが、測定値は絶対的なものでは
ありません。放射線の出具合も同じではないし、測定環境
にも左右されるからです。出ている数値はセシウムの質量では
なく濃度です。(よく勘違いされる方がおられるので念のため)

※註2使用している測定器の6面(4㎝鉛)には別に底辺に厚さ5㎝、他の5面に厚さ2㎝の鉛版で被覆し、
更に、ワインセラーに収納して長時間測定で起きる温度ドリフトを
低減させています。その結果、320g定格ならば、20時間測定で
下限値0.6Bq/kgまで測定できるようになりました。

※註3 本測定所では、「測定値のみを公表」するのではなく、
その根拠となる「スペクトル表」を示すことが責任ある立場と
考えています。もちろん、依頼者にはスペクトル表を
つけて結果をお知らせしています。

※註4 この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。

 











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