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8/28(土)「~黒い雨訴訟~が明らかにしたもの」ミニ学習会at茨木 [イベント紹介]

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 記憶に新しい。7月広島高裁は広島原爆の後に放射性物質を
含む所謂「黒い雨」を浴びた原告に原爆被爆者手帳の交付
命令を出した。上告を執拗に狙う政府・厚労省も遂に上告を
断念した。
 この判決で注目点の一つは、「内部被曝」を手帳交付の理由の
一つに挙げていることだ。健康被害の原因を「外部被曝」のみに
限定する政府の判断に風穴を開けたのだ。これは、福島原発事故で
被害を受けた多くの被災者にも共通する。
 当測定所でも複数回講演をして頂いた守田敏也氏の話を聞ける
絶好の機会です。

 8/28(土)10時~12時 茨木福祉文化会館203号室   講師 守田敏也(ジャーナリスト)
 主催:放射能から子どもを守る会・茨木

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2021年7月の測定結果 [測定結果]

 暑中お見舞い申し上げます。新型コロナ感染で
無策の限りを尽くした菅政権の「お陰」で遂に感染爆発が
起きています。

菅政権の誤りについての私個人の考えです。

1.PCR検査を徹底して無症状の陽性者を保護して感染を防ぐ手立てを
取らなかった。
2.「クラスターつぶし」という従来の感染症対策ばかりで、
濃厚接触者をきわめて限定して指定したことで、無症状の
陽性者を保護できなった。
3.感染症病床を増やすことせず(施設や人員)しないばかりか、
医療費削減のために病院削減を推奨(病床削減した病人に
補助金を支給)するという真逆の方針をとった。
4.ワクチン接種しか対策がない、その頼みのワクチンも
手詰まりした。(付記:ワクチンの効果にも一抹の疑問符、その上に
ワクチン接種後の死者も「7月30日までに919件」【厚労省の8/4公表】
という状況)

 その結果、感染爆発で医療崩壊となった。大阪では
治療を受けられず、第4派では入院もできず自宅死亡者が19人もでた。
関東近郊では早晩同じ現象が拡大して起こると推測します。

 国民の国民皆保険制度のもとで、誰でも医療を受けることが
できるはずの権利(生存権)がもはや失われているのだ。
 今からでも遅くない、棄民政策をとる菅政権へ全ての人々が
その退陣を迫っていきたいものです。

 前置きが長くなりましたが、7月の測定結果をご覧下さい。
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 スモークウッド、スモークチップについては既に
報告しているのでこちらをご覧下さい。

 また、木製の猫砂もこちらをご覧下さい。

<7/19茨城の高糖度サツマイモ>
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 Cs137のピーク(331chの赤い縦棒)が見えます。
K40のコンプトン散乱の補正して1.4Bq/kgとなりました。

 測定一覧表を見る上での細部留意点
※註1 いつも申しておりますが、測定値は絶対的なものでは
ありません。放射線の出具合も同じではないし、測定環境
にも左右されるからです。出ている数値はセシウムの質量では
なく濃度です。(よく勘違いされる方がおられるので
念のため)

※註2使用している測定器の6面(4㎝鉛)には別に底辺に厚さ5㎝、他の5面に厚さ3㎝の鉛版で被覆し、
更に、ワインセラーに収納して長時間測定で起きる温度ドリフトを
低減させています。その結果、320g定格ならば、20時間測定で
下限値0.6Bq/kgまで測定できるようになりました。

※註3 本測定所では、「測定値のみを公表」するのではなく、
その根拠となる「スペクトル表」を示すことが責任ある立場と
考えています。もちろん、依頼者にはスペクトル表を
つけて結果をお知らせしています。

※註4 この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。

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