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汚染木材を使った燻製用のチップにご注意下さい。 [測定結果]

 流行りのキャンプでもよく楽しまれる「燻製」ですが、その材料のチップやウッドには、今なおセシウムが残存する例があるようです。
<過去の測定例>
 2019年 7/31 サクラウッドチップ
 7.4 Bq/kg(下限値1.8Bq/kg 20時間測定)
 2020年 9/20 サクラウッドチップ
 10.0Bq/kg(ただし下限値は1.1Bq/kg 20時間測定)

 今回同じ会社の「サクラのウッドチップ」を自主測定していました。20時間測定

サクラチップ.jpg
 スペクトル表をご覧下さい。
20210706燻製用スモークチップ.jpg
 Cs137(331ch)にピークが明瞭に出ています。
重量換算、K40のコンプトン散乱補正を行って2.8Bq/kg。
念のため2回測定しましたが、もう1回は2.0Bq/kg。平均すると
2.4Bq/kg(下限値1.0Bq/kg)となりました。
以前に比べるとセシウム量が減少していました。

しかし、「スモークウッド」というおがくずを固めた製品の測定結果をご覧下さい。これも20時間測定
スモークウッド.jpg

20210702燻製用スモークウッド.jpg
 セシウム137(331ch)にピークがクリアです。
同じく重量換算して12.4Bq/kg(下限値1.3Bq/kg)です。
2回目も12.9Bq/kg(下限値1.3Bq/kg)なので平均12.7Bq/kg
です。くれぐれもご用心下さい!!

*注意:重量が定量の320gに達していないので数値はあくまで参考値です。

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