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環境省関係者の死去相次ぐ(悲報) [ニュース]

 今年12/19「環境相などを務めた自民党の望月義夫衆院議員が
肝不全19日静岡県内で死去した。72歳」と報道があった。
 14年の第2次安倍改造内閣で環境相・原子力防災担当相として
初入閣し、中間処理施設の建設に関わられたようだ。

 今年に入って、こうした死去や重篤な疾患に罹患されて
著名人や政治家が多いように思う。本当に残念で仕方がない。

 そこで、過去の環境省関係の政府関係者の死亡事例を
新聞報道でザックリだがみてみた。

2017年3月 愛媛県(3区)選出の白石徹元環境大臣政務官、
   悪性リンパ腫により60歳で死去

2017年8月 新潟県(5区)選出の長島忠美氏(元復興大臣政務官・復興   副大臣)、多臓器不全(脳卒中)により66歳で死去

2017年7月 再処理工場がある青森県(旧4区)選出の木村太郎氏
   膵臓がんにより52歳で死去

2018年7月 松本龍元環境相・復興相が肺がんにより67歳で死去

2018年12月 大阪12区選出の北川知克元環境副大臣が、腹膜炎に
  より67歳で死去、15年ごろからがんを患っていた

2019年9月 衆議院比例区(南関東)選出の宮川典子・自民党
 環境部会長代理が、乳がんにより40歳で死去

 偶然だろうか?チェルノブイリ事故10年後に癌などにより
死亡事例が急激に増大したことは既知のこと。

 もうすぐ9年目になるフクイチ事故とて他人事とは
思えないと思う2019年です。

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別の茨城のワカサギを測定 [測定結果]

ワカサギ2.jpg
 12/11に報告した「茨城産のワカサギ」を売っていた
スーパーで1週間後の12/18に再度訪問してみると
店頭に並んでいました。早速測定

20191218茨城ワカサギ2.jpg

 K40かさ上げ補正と重量補正をして11.8Bq/kg。
12/11のワカサギのスペクトルと比較しても
ほとんど同じということがわかります。

20191211茨城ワカサギ.jpg
 12/11測定のわかさぎ。 こちらは11.5Bq/kg

 くれぐれもお気をつけ下さい。
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茨城産のワカサギに11.5Bq/kgのセシウム! [測定結果]

 地元のスーパーで売られていた「茨城産」と書かれた
ワカサギを測定。天ぷらにすると酒の肴となる美味い食材。
釣りの対象でもある。個人的にも好きなこの食材を測定。

20191211茨城ワカサギ.jpg

 CS137のピーク(331ch 写真の赤い縦棒の位置)がピークを
指しています。Cs134のピーク(赤いガウス分布の中の一番
高いピークが398ch)も明瞭です。K40かさ上げ補正と重量補正して
11.5Bq/kgとなりました。測定時間は20時間(72000秒)測定で、
下限値は1.0Bq/kg。

 「茨城産」の表示があるのみなので、具体的な湖沼は不明です。
しかし、茨城県の湖沼に流れる流域は茨城、千葉、栃木と
非常に広い範囲なので、秋の台風と大雨で流域の放射性物質が
多く川から湖沼へと流れ込んだ可能性はあるでしょう。

 今年、これだけのセシウムを検出した食材は初めてです。
ご注意下さい。

※いつも申しておりますが、測定値は絶対的なものではありません。
同じ物を複数回測定しても微妙に数値は異なります。放射線はいつも
規則正しく出ている訳ではないし、測定環境にも左右される
からです。
使用している測定器の6面には別に厚さ3センチの鉛版で被覆し、
更に、ワインセラーに収納して長時間測定で起きる温度ドリフトを
低減させています。その結果、320g定格ならば、20時間測定で
下限値0.6Bq/kgまで測定できるようになりました。

※本測定所では、「測定値のみを公表」するのではなく、その
根拠となる「スペクトル表」を示すことが責任ある立場と
考えています。 
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2019年11月測定結果 [測定結果]

 遅くなりましたが、11月の測定結果をお知らせします。
これまで、10時間測定を基本にして、微妙な場合にさらに20時間測定を
行っていました。10時間と20時間の結果を比較してみると
明らかに20時間の方がスペクトルが正確にでるようなので
検査品目が少し減少していることもあり、「基本20時間測定」を行うこと
にしました。

page001.jpg

 主な検出例を紹介します。

<11/5茨城のサツマイモ>
20191105茨城サツマイモ.jpg

 331ch(Cs137)にピークが明瞭。K40かさ上げ補正をして
1.6Bq/kgとなりました。

<11/20福島もち麦>
20191120福島もち麦.jpg

 Cs137のピーク(331ch)もCs134のピーク(398ch)も
明確。K40かさ上げ補正をして1.6Bq/kgです。

<11/24福島の畑の側溝の水>
20191125福島側溝の水.jpg

 数年前に避難指示解除された町の畑の側溝を流れる水です。
不検出となりました。川底には放射性物質が
多いと予想されますが、上水にはセシウムは見当たりません。
近くの農業用井戸水も同じく不検出でした。
 スペクトル表をご覧下さい。331chにはピークがありません。

<11/21福島の土壌>
 同じく避難指示解除されている福島の畑の土を測定してみました。
 まず地表から40センチ程度掘った土を見てみます。

20191121福島自宅地下土(無汚染鹿沼土BG).jpg

 BGには無汚染を確認している「鹿沼土」を使いました。
耕作にあたり土壌を掘り返しているからでしょうかセシウムが多く
含まれています。331chも398chもピークがぴったり存在しています。
48Bq/kg 程度になりました。

 この地下40センチの土壌をBGにして表土を測定してみると
20191122福島自宅表土(地下土BG).jpg

 両セシウムのピークが明確です。総量は723Bq/kgです。
 無汚染の鹿沼土をBGにすれば、774.4Bq/kgとなりました。
 はやり少なくとも750Bq/kgはあるようです。
 この数値を原子力「安全」委員会のやり方で㎡あたりに換算すると
50056.5/㎡となります。放射線管理区域(40000Bq/㎡)以上です。

<11/27福島のジャガイモ>
 上記の畑で栽培したジャガイモを測定。水洗浄して小さく
刻んで測定しました。
 20191126福島ジャガイモ.jpg

 セシウムのピークは明確。(表中の331chの赤い縦棒)
K40かさ上げ補正をして1.7Bq/kgとなりました。

 こうしてみると、汚染された土壌で栽培された作物でも
作物が取り込む放射性物質は少量ということはいえると
思います。但し、このシンチレーション測定器で測ることが
できる放射性物質はγ線を出すものだけです。ウラニウムや
ストロンチウム等は存在しても測ることができないので
注意下さい。

 12月の無料測定会は12/17(火)10時~12時。見学も歓迎
です。なお、年末年始の閉所は12/27(金)~1/5(日)を
予定しています。









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超危険 老朽原発動かすな!関電本店までのリレーデモ [イベント紹介]

201912.jpg

 「原発動かすな!実行委員会@関西・福井」が高浜原発から
出発し、12/8(日)10時関電本店前まで行進を続けている。

 「超危険、老朽原発を動かすな!」が合い言葉。加圧水型の
原発、40年を越える耐用年数も超えている原発は特に
危険。高槻は高浜原発から直線距離にして80㎞ほどの
位置にある。

 12/5(木)10時JR山崎駅→茨木市役所まで。
 12/7(土)は10時茨木市役所前→新大阪駅まで
 12/8(日)は10時関電営業所→14時関電本社前
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