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9/29 福島原発事故・内部被ばくの「今」を知るat豊中 [イベント紹介]

放射能から豊中の市民・子どもを守る会の企画する講演会の案内です。
以下、紹介

<講演会>
9/29 福島原発事故・内部被ばくの「今」を知る
    ~被ばく問題を追究し続ける神戸の医師=郷地秀夫先生に聴く~
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 東京オリンピックが声高に叫ばれ、東京・福島で大急ぎで準備がされてい
ます。また、10日、前環境相は福島第一原発から流出している放射能汚染
水について「(海に)思い切って放出して、それを希釈するという選択肢し
かない」と言い放ちました。放射能汚染土の多くが安全とされ公共事業に使
われようとし、食べ物もゆるい基準で全国に広がっています。一方、福島の
甲状腺がんの子どもは200人以上に増え、大人の健康被害も多いと聞きます。
本当に放射能の影響はないのでしょうか。
放射能内部被曝による命と健康への影響について、あらためてじっくりとお
話しをうかがいます。

●日時:2019年9月29日(日) 14:00~16:30(開場13:30)
●会場:とよなか男女共同参画推進センター「すてっぷ」セミナー室1AB(定員52名)
●アクセス:阪急豊中駅隣「エトレとよなか」ビル5階
http://toyonaka-step.jp/10_about-2/center_guide/access/
●参加費:600円(避難者300円)

*当日参加も可能ですが、できれば事前にお申し込みください。
*保育:同室にお入りください。

【講師プロフィール 郷地秀夫さん】1947年東広島市生まれ。東神戸診療所
所長。精神科・神経内科・リハビリテーション科・一般内科・緩和医療など
に携わりながら被爆者医療に取り組む。約250人の被爆者の主治医として
日常健康管理を担当するなど、兵庫県下の2000人の被爆者と関わってき
た。核戦争を防止する兵庫県医師の会代表。

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山田敏正
放射能から豊中の市民・子どもを守る会
090-8980-2436
toshi-y@kids.zaq.jp 

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「スモークウッド」にもご用心! [測定結果]

 スモークチップからセシウムを検出したことは報告済みですが、
同じような商品で「スモークウッド」というものがあります。
これも念のために測定してみました。

20190924_134211-2.jpg

 「スモークウッド」は、簡単にいうとおがくずを固めたようなもの。
着火するとほどよい煙が出て、燻製が簡単に作れる。
 「国内産の広葉樹」でつくられたとあります。

 これをよくほぐしてZIP袋に入れました。軽く嵩張るので
180gしか入りませんでした。

20190924_102715.jpg
(写真に「スモークチップ」との文字が見えますが
「スモークウッド」の間違いです。)

 これを念のために20時間測定しました。スペクトル表を
ご覧下さい。

20190920スモークウッド.jpg

 Cs134のピーク(398ch)にもCs137のピーク(331ch)にも
はっきりとピークが見えます。原発事故由来のセシウムが
あることは明白です。K40のコンプトン散乱補正や重量補正をすると、
ALL-CSで12.6Bq/kgとなりました。

 Cs134とCs137の比率は1:12.7(Cs137を1とした場合は、Cs134は
0.0789)で、ほぼ正確です。
※いつも強調していますが、同じ検体を同じ時間かけても
測定結果はいつも微妙に異なります。なので、±の誤差が
明記されているのです。

 私どもなら、絶対にこれを使いません。

 
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トリチウム汚染水大阪湾放出? [ニュース]

 松井大阪市長が、「トリチウム含む処理水を大阪湾に流してもよい」と
する趣旨の発言したそう。大阪湾を自分の庭か池と勘違いしている暴論と
言わなければなりません。「処理水」にはトリチウム以外の放射性物質は
含まれていないのか?実は、当の東電さえ「トリチウム以外の放射性物質が
法令の排出基準を超えて残っている」と認めていることを指摘しておきたい。
 東京新聞の2018年9/29の報道にはこうある。「東京電力は28日、福島
第一原発のタンクで保管している汚染浄化後の水について、8割以上に
当たる75万トンに、トリチウム以外の放射性物質が法令の排出基準を超えて 残っているとする調査結果を明らかにした。」と。海洋放出する
ときは再浄化するとの話もあるが、どうチェックできるかも不明だ。

 次に、トリチウム自身の危険性はどうか?マスコミでは、生命・健康
への危険性が少ないと誤解報道がなされているが、非常に危険な放射性物質。
なぜなら、人体の大部分を占める通常の水と化学的に区別がつかず、生体 あらゆる場所に取り込まれ、内部から被曝させる。実は、トリチウムは
放出されている原発周辺では、住民の白血病の増加、世界各国の再処理
工場周辺の小児白血病の増加、原発周辺の小児がんの多発等が報告されている。
(因果関係を証明するのは難しいが)現実に被害が発生しているのである。

 詳しくは当測定所で講演してもらった「NPO法人食品と暮らしの安全基金 (旧称:日本子孫基金)」の記事を参照下さい。

 体に害があるとわかっている物を自分の庭にばらまかれるのを
黙っておられますか?

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高槻「放射線副読本」を読み解く会 [イベント紹介]

主催の水戸喜世子さんからの案内を転載します。以下転載

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第2回目、中高生用の「放射線副読本」を読み解く会をもちます。
前回は水戸が、今回は元高校理科教員の鈴木裕之さんが水先案内人です。
是非おいでください。

この本の中では100ミリシーベルトまでは、これまで健康被害が
出ていないと断定しています。科学とは事実を根拠にして成り立つ
学問ですから怪しげな願望を持ち込むことは許されないことです。
低線量被曝は世界の定説です.改めて具体的事実をあげて確認しましょう

第2回 9/18(水)「放射線副読本」を読み解く会
18:00-21:00 高槻駅隣 クロスパル4階 第4会議室.
 主要テーマは被曝と健康障害 (基礎編)

第3回予告 10/14(祭)13:30-16:30
主要なテーマは前回と同じ被曝と健康障害 (応用編)
医師の山本英彦さん(医療問題研)

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