10月の無料測定会は10/25(金)10時から [日頃の活動]
10月の無料測定会は10/25(金)10時~12時。
お一人1品無料測定します。検体を320g用意下さい。
ZIP袋への詰め替えは一緒に作業します。
10時間測定するので、スペクトル表含めた結果は
後日お渡しすることになります。
本測定所では、放射能測定に関心のあるスタッフを
募集しています。ボランティアになりますが、
週に1回朝10時~12時通所して頂ける方おられませんか?
シンメトリック社5Bq試料 [検査機器とそのチェック]
本測定所では、シンメトリック社の5Bq試料(白米)を定期的に測定して、
機器の状態をチェックしています。
2015年4月1日Cs137が3.89Bq 、Cs 134が1.11Bqで合計5Bqの試料。
2019年10/12段階の理論値はCs 137が3.51Bq、Cs 134が0.24Bqで
合計3.75Bq です。
スペクトル表をご覧ください。ほぼ正確に測れていると言えるでしょう。
産総研の85Bq試料測定はこちらをご覧ください。
機器の状態をチェックしています。
2015年4月1日Cs137が3.89Bq 、Cs 134が1.11Bqで合計5Bqの試料。
2019年10/12段階の理論値はCs 137が3.51Bq、Cs 134が0.24Bqで
合計3.75Bq です。
スペクトル表をご覧ください。ほぼ正確に測れていると言えるでしょう。
産総研の85Bq試料測定はこちらをご覧ください。
千葉産のヨコワマグロをゲルマとクロスチェック [ゲルマ測定器とクロスチェック]
2019年9月度の測定結果で報告した「千葉産のヨコワマグロ」を
南福崎測定所のゲルマニウム測定器でクロスチェックして
もらいました。
まず、ZIPでは10時間と20時間の2回測定しました。
チャート(写真)は20時間測定のものです。
Cs137のピーク(331ch)があるので、検出です。
Cs134はありません。ALLCs0.9Bq/kgとありますが、
K40のコンプトン散乱補正や重量補正すると、数値は
大凡0.35Bq/kgとなります。下限値が0.6Bq/kgなので、
「検出限界未満」です。10時間測定結果もほぼ同じでした。
一方、ゲルマニウム測定器での結果は、
0.2Bq/kg±0.2Bq/kgでした。
南福崎測定所のゲルマニウム測定器でクロスチェックして
もらいました。
まず、ZIPでは10時間と20時間の2回測定しました。
チャート(写真)は20時間測定のものです。
Cs137のピーク(331ch)があるので、検出です。
Cs134はありません。ALLCs0.9Bq/kgとありますが、
K40のコンプトン散乱補正や重量補正すると、数値は
大凡0.35Bq/kgとなります。下限値が0.6Bq/kgなので、
「検出限界未満」です。10時間測定結果もほぼ同じでした。
一方、ゲルマニウム測定器での結果は、
0.2Bq/kg±0.2Bq/kgでした。
2019年9月測定結果について [測定結果]
遅くなりましたが、9月の測定結果をお知らせします。
<9/20のスモークウッド>はすでに紹介済みです。
詳しくはこちらを参照下さい。どこの原木を
使用しているのでしょうか?
当測定所では、鉛遮蔽強化とワインセラー収納による温度ドリフト
防止、長時間測定でできるだけ正確な測定を心がけています。
しかし、いつもここで述べているように、測定環境や測定時間によって
同じ物を何回測定しても微妙に数値は異なります。なので誤差表示が
チャートでは常に付けられてるのです。
主な検出例を紹介します。
<9/12北海道の手亡豆>
Cs137のピーク(331ch)があるので検出。Cs134は不検出。
k40コンプトン散乱補正して0.7Bq/kgとなりました(下限値0.6Bq/kg)
<9/23新潟マイタケ>
震災直後は「放射能検査済」を表示していたマイタケです。
Cs137のピークがありますので、重量換算して1.6Bq/kg
今年4月に4Bq/kg程度検出した別会社のマイタケのスペクトルと
比較してみました。明らかに違いますね。
<9/28茨城干し芋>
2018年産の茨城産の干し芋です。乾燥させたのでセシウムも
凝縮されたのでしょう。K40かさ上げ補正と重量補正して
4.7Bq/kg(下限値0.9Bq/kg)となりました。Cs137も134も
検出(原発事故由来)です。
※この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。
<9月17日滋賀白米>
最後に「不検出」であった滋賀県産白米のスペクトル表を
示します。下限値は0.6Bq/kg。
Cs137は0.2Bq/kgと出ていますが、ピーク(331ch)がありません
(マイナス5)のでその数値は誤検出と判断できます。
Cs137が不検出なので、半減期の早いCs134の数値も誤検出となります。
このようにセシウムの有無はピークの有無で判断するピーク法。
不安に思ったら是非とも測定してほしいと思います。
<9/20のスモークウッド>はすでに紹介済みです。
詳しくはこちらを参照下さい。どこの原木を
使用しているのでしょうか?
当測定所では、鉛遮蔽強化とワインセラー収納による温度ドリフト
防止、長時間測定でできるだけ正確な測定を心がけています。
しかし、いつもここで述べているように、測定環境や測定時間によって
同じ物を何回測定しても微妙に数値は異なります。なので誤差表示が
チャートでは常に付けられてるのです。
主な検出例を紹介します。
<9/12北海道の手亡豆>
Cs137のピーク(331ch)があるので検出。Cs134は不検出。
k40コンプトン散乱補正して0.7Bq/kgとなりました(下限値0.6Bq/kg)
<9/23新潟マイタケ>
震災直後は「放射能検査済」を表示していたマイタケです。
Cs137のピークがありますので、重量換算して1.6Bq/kg
今年4月に4Bq/kg程度検出した別会社のマイタケのスペクトルと
比較してみました。明らかに違いますね。
<9/28茨城干し芋>
2018年産の茨城産の干し芋です。乾燥させたのでセシウムも
凝縮されたのでしょう。K40かさ上げ補正と重量補正して
4.7Bq/kg(下限値0.9Bq/kg)となりました。Cs137も134も
検出(原発事故由来)です。
※この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。
<9月17日滋賀白米>
最後に「不検出」であった滋賀県産白米のスペクトル表を
示します。下限値は0.6Bq/kg。
Cs137は0.2Bq/kgと出ていますが、ピーク(331ch)がありません
(マイナス5)のでその数値は誤検出と判断できます。
Cs137が不検出なので、半減期の早いCs134の数値も誤検出となります。
このようにセシウムの有無はピークの有無で判断するピーク法。
不安に思ったら是非とも測定してほしいと思います。