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2022年7月の測定結果について [測定結果]

 7月の測定結果をお知らせします。

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 今回は、夏のキャンプなどでよく使われる燻製用の
スモークチップとスモークウッドを自主測定しました。

 スペクトル表をご覧下さい。
<7/20スモークチップ>
20220720愛知スモークチップ.jpg

<7/29スモークウッド>
20220729愛知スモークウッドさくら.jpg

 チップは、文字通り小さな木片、ウッドはのこぎりクズを
直方体に強く固めたものです。共にキャンプ等でよく
使用される製品です。

 赤い縦棒がCs137のピーク(331ch)です。K40のコンプトン散乱の補正
と重量補正した結果、共に4.8Bq/kgとなりました。この製品はよく
自主測定しておりますが、やはり少しずつ経年でセシウム量は減少しています
が、くれぐれもご注意下さい。なお、測定質量が320gありませんので、数値は
あくまで参考値です。

 因みに2021年7/20のスモークチップ、ウッドの測定結果はこちらです。
2019年、2020年の測定結果も載せていますので参考下さい。

 8月は8/12(金)~8/18(木)までお盆休みとします。 8月の無料測定会は8/26(金)10時から行います。

 <測定一覧表を見る上での留意点>

※註1 いつも申しておりますが、測定値は絶対的なものでは
ありません。放射線の出具合も同じではないし、測定環境
にも左右されるからです。出ている数値はセシウムの質量では
なく濃度です。(よく勘違いされる方がおられるので念のため)

※註2使用している測定器の6面(4㎝鉛)には別に底辺に厚さ5㎝、他の5面に厚さ2㎝の鉛版で被覆し、
更に、ワインセラーに収納して長時間測定で起きる温度ドリフトを
低減させています。その結果、320g定格ならば、20時間測定で
下限値0.6Bq/kgまで測定できるようになりました。

※註3 本測定所では、「測定値のみを公表」するのではなく、
その根拠となる「スペクトル表」を示すことが責任ある立場と
考えています。もちろん、依頼者にはスペクトル表を
つけて結果をお知らせしています。

※註4 この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。


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