2022年3月の測定結果について [測定結果]
3月の測定結果を報告します。
主な検出例を紹介します。
<3/19福島のあんぽ柿>
これまでも毎年複数例測定していますが、どの個体でも
セシウム検出しています。まだ汚染は残っています。
K40のコンプトン散乱の補正と重量補正で1.7Bq/kg。
但し下限値は0.8Bq/kgです。
<3/21、22千葉の殻付き落花生>
食用部分を粉末にして測定。年のため2回測定しましたが、
共に「存在未確認」(不検出)でした。更に、殻部分を
同じく粉末にして測定しました。
K40のコンプトン散乱の補正と重量補正で6.1Bq/kg(下限値3.8Bq/kg)
但し、検体の量が少ないので、あくまで参考値となります。
落花生はご存じのように地中に結実します。土に含まれた
セシウムの植物への移行率はその種類によって異なります。
この落花生は、土中のセシウムは移行していなかったと考えて
良さそうです。但し、殻は素手で触らない方が賢明です。
4月の無料測定会は4/19(火)10時から行います。
<測定一覧表を見る上での細部留意点>
※註1 いつも申しておりますが、測定値は絶対的なものでは
ありません。放射線の出具合も同じではないし、測定環境
にも左右されるからです。出ている数値はセシウムの質量では
なく濃度です。(よく勘違いされる方がおられるので
念のため)
※註2使用している測定器の6面(4㎝鉛)には別に底辺に厚さ5㎝、他の5面に厚さ2㎝の鉛版で被覆し、
更に、ワインセラーに収納して長時間測定で起きる温度ドリフトを
低減させています。その結果、320g定格ならば、20時間測定で
下限値0.6Bq/kgまで測定できるようになりました。
※註3 本測定所では、「測定値のみを公表」するのではなく、
その根拠となる「スペクトル表」を示すことが責任ある立場と
考えています。もちろん、依頼者にはスペクトル表を
つけて結果をお知らせしています。
※註4 この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。
主な検出例を紹介します。
<3/19福島のあんぽ柿>
これまでも毎年複数例測定していますが、どの個体でも
セシウム検出しています。まだ汚染は残っています。
K40のコンプトン散乱の補正と重量補正で1.7Bq/kg。
但し下限値は0.8Bq/kgです。
<3/21、22千葉の殻付き落花生>
食用部分を粉末にして測定。年のため2回測定しましたが、
共に「存在未確認」(不検出)でした。更に、殻部分を
同じく粉末にして測定しました。
K40のコンプトン散乱の補正と重量補正で6.1Bq/kg(下限値3.8Bq/kg)
但し、検体の量が少ないので、あくまで参考値となります。
落花生はご存じのように地中に結実します。土に含まれた
セシウムの植物への移行率はその種類によって異なります。
この落花生は、土中のセシウムは移行していなかったと考えて
良さそうです。但し、殻は素手で触らない方が賢明です。
4月の無料測定会は4/19(火)10時から行います。
<測定一覧表を見る上での細部留意点>
※註1 いつも申しておりますが、測定値は絶対的なものでは
ありません。放射線の出具合も同じではないし、測定環境
にも左右されるからです。出ている数値はセシウムの質量では
なく濃度です。(よく勘違いされる方がおられるので
念のため)
※註2使用している測定器の6面(4㎝鉛)には別に底辺に厚さ5㎝、他の5面に厚さ2㎝の鉛版で被覆し、
更に、ワインセラーに収納して長時間測定で起きる温度ドリフトを
低減させています。その結果、320g定格ならば、20時間測定で
下限値0.6Bq/kgまで測定できるようになりました。
※註3 本測定所では、「測定値のみを公表」するのではなく、
その根拠となる「スペクトル表」を示すことが責任ある立場と
考えています。もちろん、依頼者にはスペクトル表を
つけて結果をお知らせしています。
※註4 この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。