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2019年2月測定結果について [測定結果]

 2月の測定結果をお知らせします。一覧表をご覧下さい。

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 主な検出例を紹介します。

<2/27東京墨田区の自宅駐車場のルーフ>
 自宅駐車場のルーフの60㎝×60㎝(0.36㎡)を濡れティッシュで
拭き取り、それを測りました。チャートをご覧下さい。

20190227東京駐車場ルーフ.jpg

 震災以来一度も掃除をしたことがなく、自然に任せて
いたルーフです。
 Cs137のピーク(331ch チャート中の赤い棒線)が明確、
Cs134(398ch)もまだ残っています。K40補正をして、
平方メートル換算すると2.8Bq/㎡(下限値0.5Bq/㎡)となります。

 一方、関西の駐車場のルーフも比較するために、同様の
やり方で測定しました。チャートご覧下さい。

20190228滋賀駐車場ルーフ.jpg

 Ch137(331ch)に小さいピークがありますが、Ch134の
ピークはありません。量もあったとしてもピークの大きさから
下限値未満の0.1Bq/㎡程度と思われます。

 このように東西では、大気中に含まれているセシウムには
東は西の少なくとも30倍程度存在することになります。
(震災直後から比べると8年が経過しているので、その
格差は縮まっていることは事実でしょうが)

 この東京の自宅庭の土も測定(3時間)しました。チャートをご覧下さい。

20190301東京自宅庭の土.jpg

 両方のセシウムのピークはピンと直立してます。
Cs137の赤い棒線はきっちり331chの所にあります。
K40補正と重量換算して、427Bq/kgとなりました。

 こうした汚染された土埃を常に呼吸で体に取り込むことで
内部被曝を引き起こします。このことを是非認識して頂ければ
と思います。

 最後に「朗報」といってもよいかと思いますが、
一つ報告。<2/27福島の日本酒>です。

20190227福島日本酒.jpg

 Cs137に極小さいピークがありますが、その大きさからすると
少なくとも下限値の0.6Bq/kg以下であり、数値の0.7Bq/kgは
妨害を拾っていると思われますので「検出限界未満」と判断しました。







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