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5/24(日)ベトナムはなぜ原発をやめたのか ~止めたのは誰?どうやったの?~ [イベント紹介]

 5/24(日)に京都でこんなイベントがあります。当測定所でも
以前に講演をして頂いた守田敏也氏からの紹介です。

 大飯原発が再稼働されましたが原発産業は原発輸出の道が
どんどん狭まる中で坂を転げ落ちるように没落の道を進んでいます。
原発政策は終わらせることができる!僕はそう確信しています。
問題はそれまでに大きな事故を起こさせないでいられるかどうかなのですが・・・。
ともあれ原発ゼロへの道をさらに広げていくために5月24日に
原発輸出を止めたお話を聞く企画を行います。ベトナムへの輸出計画です。ぜひご参加下さい。

 ベトナム国会でロシアと日本が相次いで計画していた原発建設中止が
決議されたのは2016年11月。日本政府や原発メーカーは大打撃を受けました。
ベトナムへの原発輸出はオールジャパン体制で進めらてきた輸出政策だったからです。
しかも安倍政権下では安倍首相自身が原発売り込み交渉で走り回ってきました。
「トップセールス」などと言われてきました。
それがいま次々と破たんしつつあるのです。先日、トルコへの輸出計画からも
伊藤忠が撤退を表明しました。

 ベトナムへの計画もオールジャパンで行われているので、これを止める
のはかなり困難だとも思われましたが、ある方たちが大奮闘され、
ベトナム政府が撤退へと大転換することになりました。
 ある方たちとは日本のベトナム研究者の中で原発建設を憂いていた方たちのこと。
この方たちが原発の危険性を示すさまざまな日本の論文をどんどん翻訳しては
政府高官に渡し続けたそうです・・・。
ついにはベトナムの首相までもがそれに目を通すようになり・・・
ベトナム政府は「こんなものを輸入したら損だ!」と悟るにいたったのです。

「どこまで効果があったか検証できたわけではない」とのことですが、
しかしたくさんの翻訳が影響を与えたのは間違いない。輸出阻止の
大きな成功体験です!
 これをみんなでシェアし、さらに原発輸出政策を止めていくための一助と
したい!そのためにその中のおひとりの吉井美知子さん(沖縄大学教授)
さんをお招きすることにしました。

 ベトナム政府が日本からの原発輸入を白紙撤回した背景は何だったのか、
そこに市民は、そして吉井さんがどのように関わっていたのか…お話いただきます。
後半で守田が対談の形でさらに吉井さんからいろいろなことをうかがいます!

 京都市内での開催ですが、可能な方、ぜひご参加下さい!
なお中継は無理なのですが、録画して後にIWJで流していただくことも検討中です・・・。

*****

ベトナムはなぜ原発をやめたのか
~止めたのは誰?どうやったの?~
https://www.facebook.com/events/1022466614576504/

日時:2018年5月24日(木)18:00 開場/18:30 開演
場所:ハートピア京都 第5 会議室
参加費:800円

18:30 ~ 19:40 講演 吉井美知子さん   
19:40 ~ 20:30 対談 吉井美知子さん&守田敏也さん 質疑応答 全員


主催:市民環境研究所
〒606-8227 京都市左京区田中里ノ前21 石川ビル305
Tel & Fax 075-711-4832  Email pie@zpost.plala.or.jp

主催:世界とつながる公開秘密会議


吉井美知子さんのプロフィール:
沖縄大学人文学部教授。京都市出身。1991年パリ第7大学
ベトナム語学科修士号、商社勤務、JICA専門家等を経て、
2007年東京大学大学院国際協力学博士号。専門はベトナムNGO研究。
3.11を機に、ベトナムへの原発輸出を止める活動を行う。主な著書に
『立ち上がるベトナムの市民とNGO』(明石書店)、
共編著『原発輸出の欺瞞』(明石書店)など。

守田敏也さんのプロフィール:
 同志社大学社会的共通資本研センター客員フェローを経て
フリーライター。兵庫県篠山市原子力災害対策検討委員を兼ねる。
福島原発事故降、各地で放射線防護と原子力災害対策の講演を行い、
ヨーロッパやトルコでも度々講演。著書に『内部被曝』
『原発からの命の守り方』がある。


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