2016年2月測定結果について [測定結果]
2月の測定結果を報告します。
33品の測定、ほとんどが不検出か定量限界未満
でした。個人的な話で恐縮ですが、よく購入する
「ノルウェーの塩鯖」が不検出だったのは
嬉しい限り。
さて、特徴的な事例を説明します。
<そうめん2種(香川産と兵庫産)>
加工品なので、小麦の産地表示なし。
香川産からは次のスペクトルのように検出。
一方、兵庫県産のそーめんからはセシウムは
不検出でした。
数値は出ていますが、Cs137のピーク(662KeV、スペクトル表では331Ch)
が見えませんので、Cs134は誤検出と判断できます。
<宮城蛎殻石灰>
阪神・市民放射能測定所の要請でクロスチェックしたもの。
蛎殻を粉砕して肥料として使用するものです。
阪神測定所ではオールCsが14Bq/kg(2015年3/1測定)で
したので、ほぼ妥当な結果と言えるでしょう。
蠣殻石灰は土地改良や鳥えさ用で全国に流通している
ので注意が必要です。
<世田谷区の園芸用シュロ>
依頼者によると、原発事故前に購入して、世田谷の
ご自宅のベランダのコンテナの中で写真のような状態で
シュロ皮を保管されていたとのこと
2014年1月にご自身が体調異変を感じて
世田谷から大阪に避難された時に一緒に
移送された。結局、約3年間世田谷の自宅ベランダで
大気中にさらされていたことになります。
スペクトル表は次の通り。
「Cs3兄弟」のピークが明確に出ています。
原発事故由来であることは間違いありません。
重量補正すると333Bq/kgものセシウムが現出。
Cs137:Cs134の比率が1:0.238なので、推定理論値より
少しCs134が多い測定結果になりますが、大凡範囲内と
考えます。
東京世田谷区では福島事故から放出された
放射性物質がコンテナの中にも入り込んでいたことが
証明されました。
呼吸や食品摂取による内部被曝には
注意してもしすぎることはないと
肝に銘じたいと思います。
33品の測定、ほとんどが不検出か定量限界未満
でした。個人的な話で恐縮ですが、よく購入する
「ノルウェーの塩鯖」が不検出だったのは
嬉しい限り。
さて、特徴的な事例を説明します。
<そうめん2種(香川産と兵庫産)>
加工品なので、小麦の産地表示なし。
香川産からは次のスペクトルのように検出。
一方、兵庫県産のそーめんからはセシウムは
不検出でした。
数値は出ていますが、Cs137のピーク(662KeV、スペクトル表では331Ch)
が見えませんので、Cs134は誤検出と判断できます。
<宮城蛎殻石灰>
阪神・市民放射能測定所の要請でクロスチェックしたもの。
蛎殻を粉砕して肥料として使用するものです。
阪神測定所ではオールCsが14Bq/kg(2015年3/1測定)で
したので、ほぼ妥当な結果と言えるでしょう。
蠣殻石灰は土地改良や鳥えさ用で全国に流通している
ので注意が必要です。
<世田谷区の園芸用シュロ>
依頼者によると、原発事故前に購入して、世田谷の
ご自宅のベランダのコンテナの中で写真のような状態で
シュロ皮を保管されていたとのこと
2014年1月にご自身が体調異変を感じて
世田谷から大阪に避難された時に一緒に
移送された。結局、約3年間世田谷の自宅ベランダで
大気中にさらされていたことになります。
スペクトル表は次の通り。
「Cs3兄弟」のピークが明確に出ています。
原発事故由来であることは間違いありません。
重量補正すると333Bq/kgものセシウムが現出。
Cs137:Cs134の比率が1:0.238なので、推定理論値より
少しCs134が多い測定結果になりますが、大凡範囲内と
考えます。
東京世田谷区では福島事故から放出された
放射性物質がコンテナの中にも入り込んでいたことが
証明されました。
呼吸や食品摂取による内部被曝には
注意してもしすぎることはないと
肝に銘じたいと思います。
2016-03-04 17:00
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