SSブログ

フクイチ汚染水海洋放棄決定を糾弾し、全面撤回を求める! [本測定所の考え]

 4/13政府はフクイチ汚染水を海に流す方針を決めた。
実際の放出は約2年後の見通しだが。既にあらゆる団体が
この決定は「世界の環境を破壊する暴挙」と批判の声が上げられている。
当高槻測定所もその決定を糾弾し、撤回を求める。

 以下、汚染水海洋放棄決定の不当性・危険性をシリーズで
まとめてみる。まず、シリーズ1「汚染水とは何か」です。

1.放出予定の「汚染水」は危険な多く種類の放射性物質を含む汚染水
 トリチウムだけでなく、多くの取り除けていないストロンチウムや
プルトニウムなどの危険な放射性物質が多く含まれている。
経産省は「トリチウム以外の核種について環境放出の際の規制基準を
満たす水」と定義変更した。経産省は「タンクの中に溜めた水の7割には、 トリチウム以外にも基準値以上の汚染物質が含まれている」 (4/13新川達也審議官の国会答弁)と認めた。
 従って、これまでの「トリチウム以外は除去できているから処理水」
という説明が間違いだったことを経産相自身が認めたことになる。
「処理水(トリチウム水)は普通の水と殆ど一緒だから海に捨てても
大丈夫」は明らかなフェイクである。

2.「環境基準以下にこの汚染水を薄めて放出するから大丈夫」なのか?断じてNO!
 希釈しても放出する放射性物質の「総量」は変わらないから。
水俣病の原因となった有機水銀も「希釈」して海に流したが、 食物連鎖により濃縮され、それを摂取した人間が最終的に被害を被った
事実を思い出べきである。海洋放出は、決して「風評被害」ではなく
実害被害」と言わなければならない。
地球環境の破壊をもたらす危険行為なのである。全面撤回を求める!

 次は、シリーズ2「トリチウム」そのものの危険性について。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。