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キャリブレーション [検査機器とそのチェック]

 測定する上で機器が正しく放射性物質を捕らえている
否かを事前にチェックしておく必要があります。
これを「キャリブレーション」と呼びます。zipでのその
やり方を説明します。

 2つある測定室の片方に炭酸カリウムを入れ、片方にセシウムを
入れて、K40が1460KeV(730ch)、Cs137が662KeV(331ch)に
ピークが合っているかをチェックします。合っていないときは
調整ネジを廻して調整します。

 ちなみにこのセシウムは、原発事故翌年に東京(新宿)の歩道上の
土をかき集めてサンプルにしたものです。

20180606キャリブレーション.jpg

 Cs137とK40のピークが正確にあっていることが
わかります。この作業を定期的に行って測定しています。

 また、以前にも触れましたが、「5Bq試料」の測定も定期的に
行い、測定の正確性を確認していることを付け加えておきたいと
思います。

 6/17(日)は測定所開設5周年の集いを行います。
皆さまのご参加をお待ちしています。

page001.jpg

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