2016年10月の測定結果について [測定結果]
遅くなりましたが、10月度の測定結果を
お知らせします。
まず、一覧表です。
主な検出例を紹介します。
<10/11 ほうじ茶>
大手スーパーで売られていたほうじ茶です。
セシウムのピークが出ています。
134と137のバランスも悪くありません。
重量補正して3.0Bq/kgとなりました。
昨年に続き、福島の米が持ち込まれました。
3種類の玄米とその白米です。
<10/20もち米玄米と白米>
その中で、最近避難解除された地域の
お米の結果を説明します。
まず、「もち玄米」のチャートです。
セシウムのピークが見えます。
セシウムの吸着を防ぐためにカリウムの
化学肥料やゼオライトを土に混ぜる努力を
されていますが、まだまだセシウムが
出ています。昨年とほぼ同じ量です。
この玄米を精米した白米のチャートが
これです。
Cs134はほとんど見当たりません。
精米のぬかに含まれていたセシウム134が
なくなったからだと思われます。
ただ、ストロンチウムなどセシウム以外の 放射性物質の有無については私たちの 機器では調べることができませんので、 ご注意ください。
福島のほかの地域の米についても
昨年とほぼ同等の数値がでたように思います。
もし、このお米を食す時は、何回も入念に
研ぐことを推奨いたします。
<10/24の生そば>
セシウム137のピークが明確です。
(331chのピーク参照 本機では数値は
半分で表示されています)
ただし、K40によるセシウムかさ上げ効果を
減殺して0.9Bq/kg(下限0.6Bq/kg)となりました。
生産地は島根ですが、原料のそば粉産地名の
記載はありません。加工品は購入の際に
産地を参考できないという例の一つだと
思います。
他に<10/25の兵庫県産玄米>からも
セシウム137が出ました。これは、原発事故由来
ではなく、大気中核実験やチェルノブイリ事故から
の影響と思われます。精米すると定量限界未満に
なりました。
高槻・市民放射能測定所は1品500円(会員)
で食べ物を測ります。お気軽にお越しください。
検体の持ち込み方はこちらを参照してください。
お知らせします。
まず、一覧表です。
主な検出例を紹介します。
<10/11 ほうじ茶>
大手スーパーで売られていたほうじ茶です。
セシウムのピークが出ています。
134と137のバランスも悪くありません。
重量補正して3.0Bq/kgとなりました。
昨年に続き、福島の米が持ち込まれました。
3種類の玄米とその白米です。
<10/20もち米玄米と白米>
その中で、最近避難解除された地域の
お米の結果を説明します。
まず、「もち玄米」のチャートです。
セシウムのピークが見えます。
セシウムの吸着を防ぐためにカリウムの
化学肥料やゼオライトを土に混ぜる努力を
されていますが、まだまだセシウムが
出ています。昨年とほぼ同じ量です。
この玄米を精米した白米のチャートが
これです。
Cs134はほとんど見当たりません。
精米のぬかに含まれていたセシウム134が
なくなったからだと思われます。
ただ、ストロンチウムなどセシウム以外の 放射性物質の有無については私たちの 機器では調べることができませんので、 ご注意ください。
福島のほかの地域の米についても
昨年とほぼ同等の数値がでたように思います。
もし、このお米を食す時は、何回も入念に
研ぐことを推奨いたします。
<10/24の生そば>
セシウム137のピークが明確です。
(331chのピーク参照 本機では数値は
半分で表示されています)
ただし、K40によるセシウムかさ上げ効果を
減殺して0.9Bq/kg(下限0.6Bq/kg)となりました。
生産地は島根ですが、原料のそば粉産地名の
記載はありません。加工品は購入の際に
産地を参考できないという例の一つだと
思います。
他に<10/25の兵庫県産玄米>からも
セシウム137が出ました。これは、原発事故由来
ではなく、大気中核実験やチェルノブイリ事故から
の影響と思われます。精米すると定量限界未満に
なりました。
高槻・市民放射能測定所は1品500円(会員)
で食べ物を測ります。お気軽にお越しください。
検体の持ち込み方はこちらを参照してください。
2016-11-07 12:45
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