8月測定結果について [測定結果]
2016年8月の測定結果についてお知らせします。
8月はお盆期間中の閉所もあり17品目を
測定しました。
特徴的な検体について説明します。
<8/24の福島マスク>
6月に福島市内へボランティアに行かれた
方が、一日4時間の屋外にいた時に使用した
マスク4枚分(約50g)です。
セシウムのピーク(662keV スペクトル表では331chに表示)
はありません。念のため20時間測定を行いましたが、
不検出と判断しました。
ただ、このマスクの性能がよくわかりません。
セシウムは濾過できなかったのかもしれません。
もちろん、β線を出すストロンチウムなどはこの
機器では測定できません。
<8/28福島もやし2>
秋田市内で販売されていた「福島県産もやし」
を2種類測定しました。普通1パック40円前後
で売られているもやしですが、秋田のスーパー
では福島県産のもやしが20円を切って売られて
いたそうです。
もやし1は、1パック20円少し、もやし2は20円を切る
価格。
もやし1は「定量限界未満」でした。セシウムの
ピークはあるので、セシウムがあることは間違いないが、
下限値より低いので、その量を定めること(定量)が
できないことを意味します。
もやし2のスペクトル表です。
Cs137のピークは少なくとも間違いなく
存在します。合計で0.9Bq/kgとなりました。
もやしの主成分はほとんど水ですので
もやしを乾燥させて測定すればもっと
正確な測定ができますが、量が足りません。
<8/27 カレールー>
大阪で売られていた「子ども用」と表示の
あるカレールー」を測定。
Cs137のピークは間違いなく存在します。
合計で1.3Bq/kgです。
少なくとも「子ども用」としては不適切な
商品といわざるを得ません。
加工品は産地表示が義務づけられていません
のでセシウムの出所を特定できないのです。
今後も加工品へのセシウム混入に警戒が
一層必要です。
不安に思ったら是非一度測定して
見ましょう。当測定所は1品500円(会員)
で測定しています。
8月はお盆期間中の閉所もあり17品目を
測定しました。
特徴的な検体について説明します。
<8/24の福島マスク>
6月に福島市内へボランティアに行かれた
方が、一日4時間の屋外にいた時に使用した
マスク4枚分(約50g)です。
セシウムのピーク(662keV スペクトル表では331chに表示)
はありません。念のため20時間測定を行いましたが、
不検出と判断しました。
ただ、このマスクの性能がよくわかりません。
セシウムは濾過できなかったのかもしれません。
もちろん、β線を出すストロンチウムなどはこの
機器では測定できません。
<8/28福島もやし2>
秋田市内で販売されていた「福島県産もやし」
を2種類測定しました。普通1パック40円前後
で売られているもやしですが、秋田のスーパー
では福島県産のもやしが20円を切って売られて
いたそうです。
もやし1は、1パック20円少し、もやし2は20円を切る
価格。
もやし1は「定量限界未満」でした。セシウムの
ピークはあるので、セシウムがあることは間違いないが、
下限値より低いので、その量を定めること(定量)が
できないことを意味します。
もやし2のスペクトル表です。
Cs137のピークは少なくとも間違いなく
存在します。合計で0.9Bq/kgとなりました。
もやしの主成分はほとんど水ですので
もやしを乾燥させて測定すればもっと
正確な測定ができますが、量が足りません。
<8/27 カレールー>
大阪で売られていた「子ども用」と表示の
あるカレールー」を測定。
Cs137のピークは間違いなく存在します。
合計で1.3Bq/kgです。
少なくとも「子ども用」としては不適切な
商品といわざるを得ません。
加工品は産地表示が義務づけられていません
のでセシウムの出所を特定できないのです。
今後も加工品へのセシウム混入に警戒が
一層必要です。
不安に思ったら是非一度測定して
見ましょう。当測定所は1品500円(会員)
で測定しています。
2016-09-08 11:13
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