zip測定能力のチェック [検査機器とそのチェック]
当測定所が使用しているCsIシンチレーションZipは
わずか320gの検体で10時間測定することで
ほぼ下限値0.6~0.9Bq/kgまで測定が可能という
優れものです。
私たちは、このシンメトリック社Zipの測定能力を
次の試料を使って定期的にチェックしています。
シンメトリック社の2015年4/1提供の「5Bq/kg試料」です。
この試料は、 「Cs137が3.89Bq、Cs134が1.11Bq、 合計5Bq」と
いうもの。一級の検査技師でもある野中社長が作成したものです。
両Csともご存じのように放射線を出して
崩壊していきます。(半減期はそれぞれ30年と2年)
<2016年9/1測定結果>
2015年4/1から518日経過しています。その時点での
Cs量は理論値では、
Cs137が3.77Bq、Cs134が0.7Bqで、合計4.47Bqと
なっています。
スペクトル表を見てみましょう。
Cs137は4.0Bq/kg、Cs134は0.5Bq/kg、合計4.5Bq/kgと
なりました。若干の誤差はありますが、ほぼ理論値と
同じ結果が出ました。
確かな試料を使って測定能力をチェックし、それを 公開することは非常に大切であると私たちは
考えています。
測定への信頼に関わるものと思います。
わずか320gの検体で10時間測定することで
ほぼ下限値0.6~0.9Bq/kgまで測定が可能という
優れものです。
私たちは、このシンメトリック社Zipの測定能力を
次の試料を使って定期的にチェックしています。
シンメトリック社の2015年4/1提供の「5Bq/kg試料」です。
この試料は、 「Cs137が3.89Bq、Cs134が1.11Bq、 合計5Bq」と
いうもの。一級の検査技師でもある野中社長が作成したものです。
両Csともご存じのように放射線を出して
崩壊していきます。(半減期はそれぞれ30年と2年)
<2016年9/1測定結果>
2015年4/1から518日経過しています。その時点での
Cs量は理論値では、
Cs137が3.77Bq、Cs134が0.7Bqで、合計4.47Bqと
なっています。
スペクトル表を見てみましょう。
Cs137は4.0Bq/kg、Cs134は0.5Bq/kg、合計4.5Bq/kgと
なりました。若干の誤差はありますが、ほぼ理論値と
同じ結果が出ました。
確かな試料を使って測定能力をチェックし、それを 公開することは非常に大切であると私たちは
考えています。
測定への信頼に関わるものと思います。
2016-09-09 11:15
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