SSブログ

2/19付け文科省スポーツ・青少年局学校健康教育課の文書 [本測定所の考え]

 H26年2/19付けの「文科省スポーツ・青少年局学校健康教育課」
の文書コピーがある。

 題名は「学校給食におけるしいたけ等食材の選定について」だ。

 中身はこんな文書だ。※は筆者のコメント

 「学校給食における食品に関わる放射性物質については
平成24年4月1日から施行されている、食品衛生法第11条
第1項に基づく新たな基準値(※食品100Bq/kg)に基づき
出荷段階の検査により食品の安全、安心の確保が図られて
います」(※どれだけきっちり検査されているのかは疑問。
しかも、基準は100Bq/kgなんだし)
 「しかしながら、学校給食における国産しいたけの使用に
関して」「使用を自粛する等の風評被害の拡大につながり
かねない対応が見受けられる等の指摘がなされた」
(※誰が指摘したのか?主語がない。)
 「つきましては、学校給食における食材の選定においては
国産しいたけをはじめ、水産物等を含む食品全般の使用に
関して、・・・風評被害の拡大つながりかねない自粛などの
取り扱いをしないなどの適切な対応について、各市町村
教育委員会及び所管の学校等に周知をお願いします」

 要は、『出回っているしいたけ等の食材は、安全基準
以内だから、風評被害にならないようにどんどん使って
子どもに食べさせろ』という趣旨と理解してよいだろう。

 子どもの健康を守らねばならない文科省の文書である
ことに失望と怒りを禁じ得ない。

 しかし、逆に言うと、良識ある教育委員会や現場を預かる
学校給食関係者が放射性物質を避けようと努力されている
こともうかがえる。

  使っている原木の産地によれば、セシウムが多く
椎茸に移っていくことは周知の事実だ。

 学校給食関係者の皆さん!給食で使う食材の放射能検査を
行政に求めてください。そして食品の放射性物質の基準
(100Bq/kg)の撤回を求めてください。

 高槻・市民測定所は、福島原発事故以前に科学技術省
が大人が食べていたと測定した1Bq/kg以下を求めます。


 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0