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福島の子どもの甲状腺がんさらに増加。悲しい事実だ [本測定所の考え]

 東京新聞の記事の引用です。こんな事実が出ても
「原発事故の影響とは言えない」と居直る医者達の
姿勢は狂っているとしか言えない。甲状腺がんだけ
でなく、他の病気も増加するというのが
チェルノブイリ事故の教訓。福島の子ども達の
「避難・疎開」が今一番必要だ。

 東京電力福島第一原発事故による放射線の影響
を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が
七日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した
子どもは前回(昨年11月)の26人から7人増え33人になった。
「がんの疑い」は41人(前回は32人)。
 検討委の星北斗(ほしほくと)座長はチェルノブイリ原発
事故後の甲状腺がんの発症経過や、今回見つかったがんの
種類、大きさなどから「現時点では放射線の影響は考えにくい」と
述べた。がんの発見率がこれまで考えられていたよりも
高いことについては「症状がない人も含めた未知の調査で、
比較できない」と説明した。

 しこりの大きさなどを調べる一次検査で約25万4千人の
結果が判明し、1796人が二次検査の対象となった。
 「確定」と「疑い」に、手術の結果「良性」と判明した一人を
含む計75人のうち24人について、原発事故が起きた2011年
3月11日から四カ月間の外部被ばく線量も公表。
一ミリシーベルト未満が15人、一ミリシーベルト以上2ミリシーベルト
未満が9人だった。
 国立がん研究センターなどによると、十代の甲状腺がんは
百万人に1~9人程度とされてきた。

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