2019年9月測定結果について [測定結果]
遅くなりましたが、9月の測定結果をお知らせします。
<9/20のスモークウッド>はすでに紹介済みです。
詳しくはこちらを参照下さい。どこの原木を
使用しているのでしょうか?
当測定所では、鉛遮蔽強化とワインセラー収納による温度ドリフト
防止、長時間測定でできるだけ正確な測定を心がけています。
しかし、いつもここで述べているように、測定環境や測定時間によって
同じ物を何回測定しても微妙に数値は異なります。なので誤差表示が
チャートでは常に付けられてるのです。
主な検出例を紹介します。
<9/12北海道の手亡豆>
Cs137のピーク(331ch)があるので検出。Cs134は不検出。
k40コンプトン散乱補正して0.7Bq/kgとなりました(下限値0.6Bq/kg)
<9/23新潟マイタケ>
震災直後は「放射能検査済」を表示していたマイタケです。
Cs137のピークがありますので、重量換算して1.6Bq/kg
今年4月に4Bq/kg程度検出した別会社のマイタケのスペクトルと
比較してみました。明らかに違いますね。
<9/28茨城干し芋>
2018年産の茨城産の干し芋です。乾燥させたのでセシウムも
凝縮されたのでしょう。K40かさ上げ補正と重量補正して
4.7Bq/kg(下限値0.9Bq/kg)となりました。Cs137も134も
検出(原発事故由来)です。
※この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。
<9月17日滋賀白米>
最後に「不検出」であった滋賀県産白米のスペクトル表を
示します。下限値は0.6Bq/kg。
Cs137は0.2Bq/kgと出ていますが、ピーク(331ch)がありません
(マイナス5)のでその数値は誤検出と判断できます。
Cs137が不検出なので、半減期の早いCs134の数値も誤検出となります。
このようにセシウムの有無はピークの有無で判断するピーク法。
不安に思ったら是非とも測定してほしいと思います。
<9/20のスモークウッド>はすでに紹介済みです。
詳しくはこちらを参照下さい。どこの原木を
使用しているのでしょうか?
当測定所では、鉛遮蔽強化とワインセラー収納による温度ドリフト
防止、長時間測定でできるだけ正確な測定を心がけています。
しかし、いつもここで述べているように、測定環境や測定時間によって
同じ物を何回測定しても微妙に数値は異なります。なので誤差表示が
チャートでは常に付けられてるのです。
主な検出例を紹介します。
<9/12北海道の手亡豆>
Cs137のピーク(331ch)があるので検出。Cs134は不検出。
k40コンプトン散乱補正して0.7Bq/kgとなりました(下限値0.6Bq/kg)
<9/23新潟マイタケ>
震災直後は「放射能検査済」を表示していたマイタケです。
Cs137のピークがありますので、重量換算して1.6Bq/kg
今年4月に4Bq/kg程度検出した別会社のマイタケのスペクトルと
比較してみました。明らかに違いますね。
<9/28茨城干し芋>
2018年産の茨城産の干し芋です。乾燥させたのでセシウムも
凝縮されたのでしょう。K40かさ上げ補正と重量補正して
4.7Bq/kg(下限値0.9Bq/kg)となりました。Cs137も134も
検出(原発事故由来)です。
※この測定器では、ごく少量のセシウム検出では信頼性のある値が
得られるのはCs合計値になるようにアルゴリズムが作られています。
詳しくは、この記事をお読み下さい。
<9月17日滋賀白米>
最後に「不検出」であった滋賀県産白米のスペクトル表を
示します。下限値は0.6Bq/kg。
Cs137は0.2Bq/kgと出ていますが、ピーク(331ch)がありません
(マイナス5)のでその数値は誤検出と判断できます。
Cs137が不検出なので、半減期の早いCs134の数値も誤検出となります。
このようにセシウムの有無はピークの有無で判断するピーク法。
不安に思ったら是非とも測定してほしいと思います。
2019-10-07 11:32
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