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2018年11月の測定結果について [測定結果]

 2018年11月度の測定結果をお知らせします。
まず、一覧表をご覧下さい。

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<11/5新潟白米(2018年産)>
 Cs137のみですが、0.9Bq/kg(下限値 0.6Bq/kg)でました。
これは、福島由来ではなく、原爆実験やチェルノブイリ事故の
影響と思われます。

<11/13白米(水洗い)>
 そこで、11/5新潟白米を水洗いして念のため20時間測定しました。
Cs137は0.4Bq/kgに減少していました。下限値が0.6Bq/kgなので
「検出限界未満」となります。

 以前も同じ福島産の玄米・白米・水洗いしたものを
順次測定したところ、順次セシウム量が減少していくことと同じ
結果です。

 因みに<11/6兵庫玄米(2018年産)>も検出限界未満(下限値0.6Bq/kg)
でしたので、それを精米<11/16兵庫白米>して測定したところ、これも
不検出となりました。

検出例を紹介します。

<11/17福島キノコ>山に自生したもの。これは11/26の記事をご覧下さい。
依頼者の話では、採取場所の空間線量は0.3~0.5μ㏜だったとのことです。

<11/17福島ヤーコン>
20181117福島ヤーコン.jpg

Cs137のピーク(331ch 写真では赤い棒のところ)がピンと
立っています。Cs134のピークはありません。
K40 補正して1.5Bq/kg(下限値0.6Bq/kg)です。

<11/18福島白米(2018年産)>
20181118福島白米.jpg

 これも、Cs137のピークがクリアです。K40補正して
 0.7Bq/kg(下限値0.6Bq/kg)となりましたが、ここのお米は
試験栽培の時から測定していますが、年々減少はしています。

<11/30福島自宅庭の栗>
20181130福島栗.jpg

 ご自宅の庭になった栗を皮むき、渋皮付きで刻んで測定しました。
Cs137、134の両ピークが明確です。福島事故由来です。
K40補正して5.1Bq/kg(下限値0.9Bq/kg)となりました。これだけの
Csが出たということは、皮を剥いているので根を通じて吸収してると
しか考えられません。

 こうした検出例を多いか少ないかのとらえ方は様々でしょう。
しかし、不安に思ったものを実際に測定することが大切だと思います。

 当測定所では、会員は1品500円(非会員は1000円)で1Bq/kgまで
測定します。場合によれば20時間測定します。

 12月の無料測定会は12/19(水)10時~12時です。
なお、年末年始休みは12/28(金)~1/6(日)です。
2019年1/7(月)より通常体制(毎日10時~12時)に戻ります

 


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