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琵琶湖産の小鮎甘露煮を測定 [ゲルマ測定器とクロスチェック]

 高槻測定所等の西日本にある市民測定所が参加する
「西日本ネット」では、2ヶ月に1回「お魚プロジェクト」
として、全国の海産物の放射能検査を行ってきました。
 南福崎土地株式会社のゲルマニウム半導体測定器
(テクノAP社製TG150B)と自前の測定器のクロスチェックを
行うものです。

 当番月となった当高槻測定所では、琵琶湖産の
「小鮎甘露煮」(2017年産)を測定対象に選びました。

 1Lマリネリ容器に小鮎を詰め込み、

20170923_101020.jpg

 ゲルマ測定器に検体を入れて測定しました。

20170923_101738.jpg

 検体:琵琶湖産小鮎甘露煮
 正味重量:1053g
 容器:1Lマリネリ容器
 2017年9/23
 測定時間:5時間35分21秒
 使用機器:テクノAP社製TG150B

イメージ00002.jpg
 
 測定値
  セシウム合算 不検出  下限値0.8Bq/kg
  Cs137     不検出  下限値0.4Bq/kg 
  Cs134     不検出  下限値0.3Bq/kg
  ヨウ素    不検出  下限値0.3Bq/kg
  カリウム40  96.3±5.1Bq/kg 下限値15.3Bq/kg

20170927_140826.jpg

 小鮎を160g詰めたzip袋を2つ用意(計320g)して
高槻測定所のシンチレーションのZIPでも測定しましたが、
Cs137のピークはなく、「不検出」という結果でした。
※Cs137(331ch)にピークが見られないので、出ている
数値は誤検出と判断できます。

20170920biwako-koayu.jpg

 琵琶湖の小鮎は汚染されていません。ご安心下さい。
琵琶湖を汚染させないためにも大飯などの原発の再稼働は
絶対に止めなければなりません。


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